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すぐに増えてしまう「積ん読」本の山。同じ本を買ってしまうこともしばしば。蔵書データベースで整理できればいいのにといつも思います。しかし、タイトルや著者名など書誌情報を手作業でパソコンに打ち込むだけでもおっくうなもの。今回は店のレジなどでおなじみのバーコードリーダーを使って、手軽に蔵書リストを作る方法を紹介します。(石塚知子)
■書誌情報はISBNから
10年以上前に蔵書データベース作りに挑戦したことがありました。書名、著者名、発行元などシンプルな情報をこつこつと数千件登録したところでハードディスクがクラッシュ。バックアップもなかったので、一瞬で苦労も水の泡でした。
その後も蔵書は増え続け、データベースの必要性を感じつつも、苦労して作るのは時間の無駄と思っていました。
ある日、「読書グッズ/快読ショップYomupara」というインターネットサイトで面倒くさがりの私にもできそうな蔵書データベース作成法を見つけました。
90年代以降に日本で出版された多くの書籍の裏表紙にはバーコードが付いています。2段のコードの上段にはISBN(国際標準図書番号)が記述され、書名、著者名、発行元など書誌情報が登録されています。これを、コンビニエンスストアのレジなどで使われるバーコードリーダーで読み取ってデータベースを作る画期的な方法です。
入手した書誌情報の照合には、Amazonが公開している書誌データベースを利用します。Amazonのデータベースから情報を取り出す「書誌検索ソフト」は、ウィンドウズでもマッキントッシュでもよいフリーウエアがあります。ここではウィンドウズ用の「私本管理Plus」というフリーウエアを使用する方法を紹介します。
まずはバーコードリーダーを用意します。お薦めはUSB接続の商品で、通信販売などで6000円から1万円以内で入手できます。「読書グッズ/快読ショップYomupara」でも販売しており、「私本管理Plus」のサイトにも通信販売のリンク情報があります。
まず、指定のサイトで「私本管理Plus」をダウンロードし、インストールしてください。バーコードリーダーをUSB接続し、ソフトを立ち上げたら、さっそく入力を始めましょう。
■十数秒でデータ入力完了
トップ画面の左上のファイルから「新規登録」を選び、新規登録画面を呼び出します。バーコードリーダーを登録したい書籍のコードに当てて、リーダーのボタンを押せば、ピッと音がします。ISBNの空白に数字が読み込まれ、「しばらくお待ちください」というメッセージが表れ、数秒から数十秒で詳しい書誌データが表示されます。瞬時にパソコンに入力されるので実にお手軽です。データが表示されたら、保存をクリックし、あとは単純に同じ作業を繰り返すだけです。
詳細画面で本の保管場所や購入日、読了日、読んだ感想などを備考欄に登録すると便利です。
漫画など同じタイトルで巻数がどんどん増えていくようなものは最初の巻を新規登録画面で保存して、「新巻」ボタンをクリックするとISBNが空欄になります。2巻目以降をバーコードで読み込んで同じ作業を繰り返していけばよいのです。
さて、ここで一つ問題が。ISBNの付いていない古い書籍はどうすればよいのでしょう。Amazonのデータベースには絶版になっている本も登録されていることがあるので、書名を入力して、検索して出てきたデータにあるISBNコードを「私本管理Plus」の新規登録画面のISBN欄にコピー・ペーストして、検索ボタンを押せば、バーコード入力と同じ作業ができます。
これらの方法なら、よほどの古書マニアでない限り、1、2日あればデータの構築は可能なはずです。
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