新幹線に乗るたび、サブリミナル効果のように、なにげなく意識に刷り込まれてしまう広告の絶大な威力を体感できるのが、沿線に立ちならぶ「727」の野立て看板だ。
数字が気にかかり始めると眠れなくなる。調べたところ、セブンツーセブン(大阪市)は全国約6500店の契約美容室でしか手に入らない化粧品のメーカーだった。
創業は45年。創業者の故・宮副武次氏の誕生日が7月27日、さらに創業地の当時の所番地が7丁目27番地という偶然の一致と「数字は世界万民に通じる」というグローバルな心意気で社名が決まった。
東海道、山陽、東北、上越の新幹線沿線に100基以上あるという野立て看板は20年前から。「テレビCMを大量に放映できる大会社ではないから」というが、その費用対効果の破格の大きさは大企業の広告を圧倒している。
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